相続・遺言相談室

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全体に斜線を引いた遺言書は無効

 斜線の引かれた遺言書が有効か無効かが争われた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は20日、「遺言書の全体に斜線を引くことは、遺言の破棄に当たり無効」との初判断を示し、「有効」とした1、2審判決を破棄する判決を言い渡した。

 判決によると、原告の女性の父親は1986年、財産の大半を長男に相続させるとした自筆の遺言書を作成していた。
 父親が2002年5月に死亡した後、病院の金庫から見つかった遺言書は用紙1枚で、文面の左上から右下にかけて赤色のボールペンで斜線が1本引かれていた。

 民法は「遺言書を故意に破棄した時は、撤回したものとみなす」と規定するが、具体的にどのような行為が破棄に当たるのを明記していない。
 1、2審は、斜線を引いたのは父親と認定する一方、「文字が判読できる状態であれば有効」と判断した。
 これに対して、最高裁は、「遺言書の文面全体に故意に斜線を引くことは、遺言全ての効力を失わせる意思の表れで、撤回したとみなされる」と指摘した。

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